専属専任媒介契約のメリット・デメリット

専属専任媒介契約のメリット・デメリットとは?物件をより高く売るための方法もご紹介!

2025年7月17日

※この記事は5分で読めます

不動産売買において契約の1つである、専属専任媒介契約。しかし、

・他の媒介契約と比べて何が違うの?

・メリット・デメリットはなに?

・専属専任媒介契約は家を高く売れる?

などなど、様々な悩みをお持ちではないでしょうか。

専属専任媒介契約はしっかりと仕組みを理解し、万全な準備をしないと家の売却で数百万円損する可能性もあります。

あら、そうなのね。損はしたくないわ…

逆をいえば、仕組みを理解し、しっかりと準備を行えば家は高く売れるということです。

このページでは専属専任媒介契約の仕組みをメリットとデメリットを踏まえながら説明するとともに、家を高く売るための準備方法について解説していきます。

このページを読み終わる頃には、家の高額売却の実現に近づいているでしょう。

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専属専任媒介契約の概要

媒介契約は、「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介」の3種類あり、それぞれ特徴があります。

それぞれの媒介契約の違いは大きく分けて4つです。専属専任媒介契約は表の左側です。

専属専任 専任 一般
何社と契約できる? 1社 1社 複数社
契約期間は? 3ヶ月 3ヶ月 契約期間なし
販売活動の報告頻度は? 1週間に1回 2週間に1回 報告義務なし
レインズへの登録は? 5日以内 7日以内 登録義務なし

以下からはそれぞれの項目ごとに、専属専任媒介契約を他の媒介契約と比較しながら、メリット・デメリットを詳しく解説していきます。

専属専任媒介契約のメリット・デメリット

1社のみの不動産と契約

専属専任媒介契約は1社のみの不動産会社と契約を結ぶことになります。

契約期間中は他の不動産会社に売却依頼できません。

専属専任媒介 1社のみ
専任媒介 1社のみ
一般媒介 複数社
メリット

売却活動を積極的に行ってくれる可能性がある

専属専任媒介契約は、1社の不動産会社があなたの物件を独占できます。

そのため他社より先に物件を販売されることがありません。

つまり、不動産会社は売主から仲介手数料が保証されているため、積極的に売却活動を行ってくれる可能性が高くなります。

媒介契約の仲介手数料は、成約価格の3%(売却額)+6万円+税の計算式で求めます。

どの媒介契約でも手数料は同じです。

デメリット

他の不動産会社との契約を結べなくなる

専属専任媒介契約を結ぶと、他の不動産会社との契約を結べなくなります。

これにより、より高い価格で販売できる可能性がある他の不動産会社との契約を逃すことになります。

一般媒介は複数社に売却依頼でき、どの不動産会社が高い価格で販売できるか比較することができます。

しかし、1社1社に足を運び売却依頼する手間が生じます。

その場合は、複数の不動産会社に一括査定ができる不動産一括査定サービスの利用をオススメします (詳細については後述)。

契約期間は3ヶ月

専属専任媒介契約は、法的に契約期間が定められています。契約期間は3ヶ月です。

専属専任媒介 3ヶ月
専任媒介 3ヶ月
一般媒介 契約期間なし
メリット

不動産会社が売却を早急に進めてくれる

契約期間が3ヶ月と期間が短いため、不動産会社は仲介手数料を得るためにも、積極的に販売活動を行い、売却を早急に進めてくれる可能性があります。

デメリット

短期間での売却が困難な場合もある

物件の状態や需要などによっては、3ヶ月という期間内での売却が難しい場合があります。

その場合は契約の更新をするか、更新せず、あなたは他の不動産会社に依頼する必要があり、面倒が生じます。

販売状況報告は1週間に1回

専属専任媒介契約は、1週間に1回、販売状況報告が義務付けられています。

専属専任媒介 1週間に1回以上
専任媒介 2週間に1回以上
一般媒介 報告義務なし
メリット

売却進歩の状況を把握でき安心

専属専任媒介契約を結ぶと、1週間に1回「どんな販売活動をしている」「何件お問合せがあった」「何組の内覧があった」といった販売状況報告を受けれます。

これにより、買い手の反応を把握でき、売却価格を見直すなどの判断がしやすくなるでしょう。

デメリット

悪徳業者は進歩状況の報告を怠る

専属専任媒介契約を結んでいても不動産会社の中には、1週間に1回の報告義務を無視して連絡業務を怠る業者もいるので注意が必要です。

Yahoo知恵袋の失敗談
↓↓↓↓

レインズへの登録は5日以内

専属専任媒介契約を結ぶと5日以内にレインズへ登録してくれます。

レインズとは「全国の不動産会社同士が物件情報を共有するネットワークシステム」で、レインズへ登録されると全国の不動産会社にあなたの物件情報が共有されます。

専属専任媒介 5日以内にレインズへ登録
専任媒介 7日以内にレインズへ登録
一般媒介 登録義務なし
メリット

買い主が見つかりやすくなる

上記で紹介した通り、レインズへ登録されると全国の不動産会社に、あなたの物件情報が公開されるため、買い主が見つかりやすくなります。

なので、売却成立期間を短縮できる可能性があります。

デメリット

レインズへの登録を怠る悪徳業者いる

専属専任媒介契約は、不動産会社が5日以内にレインズへの登録が義務付けられています。

しかし、レインズの登録を怠る悪徳業者がいるので注意が必要です。

Yahoo知恵袋の失敗談
↓↓↓↓

以上が専属専任媒介契約のメリットとデメリットです。以下に専任媒介についてまとめておきます。

専属専任 専任 一般
何社と契約できる? 1社 1社 複数社
契約期間は? 3ヶ月 3ヶ月 契約期間なし
売却の報告頻度は? 1週間に1回 2週間に1回 報告義務なし
レインズへの登録は? 5日以内 7日以内 登録義務なし

これをやらないと数百万円も大損
物件をより高く売るための準備

冒頭でもお話しした通り、専属専任媒介契約は、1社の不動産会社のみとしか契約ができなくなります。

そのため、契約期間中は他の不動産会社に売却依頼できません。

これにより、より高い価格で販売できる可能性がある他の不動産会社との契約を逃すことになります。

安易に専属専任媒介契約を結ぶのは危険

安易に1社のみの不動産会社と契約を結ぶのは危険です。

なぜなら、不動産会社によって販売できる価格に数百万円の差が出るケースが多々あるからです。

家の売却は1社だけではなく必ず複数の不動産会社に依頼をし、どの不動産会社が高い価格で販売できそうか、査定額を比較することが重要です。

査定額を比較し、1番高い価格を提示してきた不動産会社と媒介契約を結ぶことが、家を高く売る秘訣になります。

しかし、1社1社に足を運んで査定依頼するのは大変ですし、苦労は避けたいですよね…

そこで、『完全無料』自宅にいながらスマホ1つで複数の不動産会社に査定依頼できるサービスをご紹介します。

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イエウールが凄いのは『全国2,000社以上』の不動産会社が登録されていて、大手から中堅、地域密着型の優良企業最大6社まで査定依頼できるところです。

※2022年1月現在「不動産一括査定サイトに関するランキング調査」より(株)東京商工リサーチ調べ

依頼方法も簡単で「エリア」「面積」「間取り」「築年数」といった情報を選択していくだけ。たったの60秒で終わります。(正確ではなくとも大体でもOK)

すると、イエウールが提携している不動産会社へ情報が送信されて査定依頼がはじまります。

複数の不動産会社間で、「他社に取られないよう競い合いがはじまる」ことで査定額がどんどん上がります。

結果、あなたのお家の最高額がわかります。

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イエウールだと「査定額に数百万円以上の差が」つくこともあります。

また、「契約するかどうかは、価格次第」そんな気持ちで利用してもOKです。

・結果は、査定を依頼した会社から早ければ当日に、メール、電話、またはマイページにて教えてもらえます。

・万が一、電話に出られなかった場合でも、メール、マイページにて査定結果がわかるので安心です。

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イエウール不動産一括査定サービスのメリット
  1. 自宅でできるので足を運ばなくて済む
  2. 対面ではないので契約を迫られることもない
  3. 厳選された業者に相場を教えてもらえるので探す手間が省ける

イエウールって、本当に大丈夫?運営会社について

不動産という、資産価値の高い大切なものを任せるサービスですので、イエウールについてもうすこし書いておきます。

イエウールは、ジャスダックに上場する株式会社Speeeが運営するサービスです。

運営会社 ㈱Speee
上場市場 JASDAK スタンダード市場
認証コード:4499
資本金 1,365,457千円
代表取締役 大塚 英樹

また、イエウールには、クレームの多い会社は、提携を解除されてしまうシステムがあるため、優良企業が残るようになっています。

提携不動産会社 (一例)
  • みずほ不動産販売
  • 三井住友トラスト不動産
  • 大成有楽不動産販売
  • 住友林業ホームサービス
  • 長谷工リアルエステート

ちなみに、不動産会社にも得意とする物件、不得意な物件があり、査定額には大きな差が出ることが多くあります。

イエウールなら、さまざまな規模・強みをもった会社の複数査定ができます。

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